【剣盾S20 使用構築】 弱保ドサイドンと強引催眠厨 【最終1930/200位】
はじめに
シュルクと申します。まずは剣盾シーズン20お疲れ様です。
今回、剣盾環境が最後かもしれないということで自分なりにこの1ヶ月ランクマッチを頑張ってみようと思いました。
結果、目標であるレート2000&二桁順位には及びませんでしたが自身の最高順位の200位を取ることが出来たのでせっかくだから構築記事を残そうと思い書いております。
本当に構築記事を書くのが久しぶりなので色々至らない点があるとは思いますが、ご容赦下さい。
パーティー構築経緯
構築は最終日まで色々微調整を繰り返したが、弱保ドサイドンを軸という点はこの1ヶ月変えなかった。
切り返し要因として尻尾レヒレがとてもしっくりきたのでレギュラー入り。
ドサイドンが出せないときのダイマ要因は色々試したが、羽休めカイリューやソラビ持ちのドラパルトにあっけなく負ける試合が一時期続いたため巡り巡って珠ミミッキュという原点のポケモンに立ち返る。
地面の一貫を切るため&受けよりの構築を崩し要因1として陰キャテッカグヤを採用。
相手目線、一見有利そうなカバルドンやラグラージを初手で起点にしてイージー勝利を狙うためのラムエースバーンを崩し要因2&第3ダイマ要因として採用。
後は、どうしても厳しそうな構築や初手が断定出来ない時などにとりあえず初手に投げとけ枠の催眠ゲンガーを採用した。(結果的には大正解だったと思う)
個体紹介
ゲンガー@気合いの襷 臆病
特性 のろわれボディ
祟り目 ヘドロ爆弾 凍える風 催眠術
CS252 余りB
135-×ー81-182-95ー178
6割の確率でどの対面も覆す可能性があるポケモン。
すいりゅうれんだ、トリプルアクセル、ダブルウィング、ドラゴンアロー等7世代に比べて連続技が増えたが、それでもシンプルに強かった。
因みに、ドヒドイデとの対面で催眠当てる→眠る→最速起きしてトーチカで祟り目を守られるというやりとりが7連続で起きるというとんでもない確率の名(迷)勝負を演じた。
エースバーン@ラムの実 陽気
特性 リベロ
かえんボール とびはねる ビルドアップ とびひざげり
AS252 余りD(DL対策)
155-168-95-×ー96-188
主に初手ダイマ要因として利用。
先述したカバルドンやラグラージ辺りを起点にして2体持っていきレヒレのトリックで足と持ち物を奪いラス1対面で圧倒的有利な状況を作ることが目標。
ドヒドイデ対面は熱湯で一回焼けるまではビルドで積んで超強引に持っていく試合もあり最終日に入ったが、くちばしサンダーや鉢巻カイリューを使っていた時より氷技にも強く個人的には使いやすかったので感覚としては変えて良かった。
カプ・レヒレ@こうこうのしっぽ 図太い
特性 ミストメイカー
ムーンフォース 自然の怒り 波乗り トリック
H252 B172 D20 S60
177-×ー172-115-153-113
選出率1位の最強切り返し&初手出しも出来るポケモン。
因みに努力値ミスってるのは書いてる時気づいた。
初手サンダーと対面してもダイサンダーは1回しか撃たれなかったため出オチはほとんどなかったので仕事はこなす有能社員。
HB極振りにした方がいいかは諸説あるが個人的には似たような中速の耐久ポケモンに尻尾を他のポケモンに渡した後に大体上が取れるのでS振りはいいと思う。
ドサイドン@弱点保険 意地っ張り
特性 ハードロック
地震 ロックブラスト 炎のパンチ 剣の舞
H180 A76 B4 D4 S244
213-187-151-×ー76ー91
無振70族抜きまで伸ばしたドサイドン。
環境トップのサンダー、エースバーンに強く牽制にもなりダイマすれば4倍弱点も耐える(絶えることもあるが)こともあり、非常に対面性能は高く使用率ももう少し上がってもいい気はした。
ミミッキュ@いのちのたま 陽気
特性 化けの皮
じゃれつく ゴーストダイブ かげうち 剣の舞
AS252 余りH
131-142-100-×ー125-162
最早説明不要。
あとは、単純に火力が出せる珠で行動保証を楯に暴れた。ミラーにも強く使いやすさはピカイチ。
テッカグヤ@食べ残し 腕白
特性: ビーストブースト
宿木の種 守る 身代わり 地震
H252 B132 D132
204-121-154-×ー137-81
https://hatopoppoppo.hatenadiary.jp/entry/2021/07/01/214059
こちらの方の調整を参考にさせて頂きました。
詰め性能が高く重めのウツロイドも地震で倒せるのでこの技構成を見たときに単純にすごいと思った。
サンダー、エースバーンには負けるがドサイドンがいるから相性補完も取れていたので選出率も良かった。
選出について
基本選出はあまり定めず6体に出番が出来るよう心がけた。
ですが、パターンとして多いのは以下。
- ゲンガー+カプ・レヒレ+@1
→ゲンガーで初手から掻き乱しレヒレで相手エースを抑えてこちらのエース(ドサイドンorミミッキュ)を通す。
→両エース採用し試合展開によりどちらを通すかを決める。相手がサンダー、ウツロイドの並びにはウツロイドの草結びを嫌ってドサイドンをダイマさせることの方が多かった。
逆にウーラオスがれんげきだったりするとミミッキュの方をダイマさせることが多い。
3. エースバーン+カプ・レヒレ+@1
→カバルドン、ラグラージ等露骨な起点作成要因を逆に起点にする。@1のフィニッシャーはミミッキュかテッカグヤになることが多い
4. エースバーン+テッカグヤ+ゲンガー
→受けループに対してエースバーンで無理矢理積んで1対倒してテッカグヤでちまちましながらTODも視野に入れる。どうにもならなそうだったらゲンガーで眠らせて考える思考停止戦略を取る。
重めのポケモン
シンプルにきつい。トリプルアクセルの習得によりゲンガーの襷やミミッキュの皮を貫通する。テッカグヤも技構成的に1発では落とせないのでいるだけで最終日はいるだけでため息が出た。
水ロトム
ミミッキュ以外は基本弱点を突かれる。絡め手やサイクル、起点作成等を器用にこなして来るため型の判別も難しい。
初手に出されてメテオビームからのダイマ荒らされることが多かった。草結びもダイマされたらダイソウゲンになるためドサイドンでも無理。
そのため、ウツロイドを見たら初手ゲンガーの催眠術で対策することが多い。2連外しはしょうがないと割り切った。
最後に
長々とここまでありがとうございました。幸運なことに切断バグをされたことも一度もなく対戦して頂いた皆様にはここで感謝を申し上げます。
今月から新たにダイマックスなしの竜王戦ルール(賛否はありますが・・・)になるということで最後に構築記事を書けて個人的にも良かったなと思います。
個人的には最終日にぶっ通しで潜り続け集中力が切れてしまったのでポテンシャル的には2000入っててもおかしくないかなと思うので、改めてトレーナーの未熟さを痛感させられたのと同時まだまだポケモンを頑張ろうと思うことが出来ました(最近は大谷のツイートしかしてませんでしたが)。
ポケモンユナイトも配信され、この後もダイパリメイク、レジェンドアルセウス等も発売されるのでまだまだポケモン熱は冷めないと思うので良かったらTwitter等で絡んで頂けたら喜びます。
ではまた、どこかでお会いしましょう!
Twitter @shulkpoke
USUM S9 最高&最終レート2004 中速アタッカーの集い
はじめに
こんにちは!SHULKと申します。まずはUSUMシーズン9お疲れ様でした。
今回、ORAS以来のレート2000に乗せることが出来ましたので構築記事を書かせて頂きます。
色々至らない点があるとは思いますが、ご容赦下さい。
各ポケモン採用意図
現フェアリー環境の中、大体のフェアリーに対面有利を取れるメガフシギバナを軸にすることからパーティー作成を開始。
メガフシギバナを使用するにあたりボーマンダとカプ・テテフの対策が必須の為ある程度受け出しが安定しそうなテッカグヤを採用。
また、当初はメガ枠をフシギバナのみと考えていたが、先述したボーマンダ、カプ・テテフを非常に呼んでしまうのでこの2体を起点に舞える(テテフは拘っている場合だが)数値の化け物のメガバンギラスを第2メガ枠&全抜きエース枠として採用した。ちなみに正確には数えてませんがフシギバナよりバンギラスの方が選出が多かったと思います(フシギバナ軸とは...)。
ここまでだとバシャーモ、メタグロスに瞬殺されてしまう未来が見えるのでバシャーモのタイプ一致技を2つとも無効化でき、無振りメタグロスを上から一撃で持っていくことが出来る火力がある貰い火スカーフシャンデラを採用。
Z枠にこごかぜ1回で130族抜き抜きまでSを伸ばしカバルドンのあくびループへの回答にもなるカプ・レヒレを採用。
最後に電気無効枠とタスキが余ったのでアーゴヨンやランドロスを縛れるマンムーを採用してパーティーが完成しました。
個体解説
特性 葉緑素→厚い脂肪
H252 B100 C140 D12 S4
メガ前 187-×-127-138-122-101
メガ後 187-×171-160-142-101
メガ枠その1。
数値&厚い脂肪により、オンリーワンの耐久性能を持つ。
技構成は3ウエポン+光合成で採用。
本来なら眠りごなや宿り木を採用したかったがめざ炎を抜くとナットレイに何も出来なくなり第2メガのバンギラスも炎パンがない為めざ炎は必須と考えた。更に今回のパーティーは水ロトムが凄まじい程刺さっておりまともに有利を取れるのがこいつしかいない為草技のギガドレインも必須と考えのこの技構成で落ち着いた。
技範囲を広くしたため選出はしやすかったが宿り木などで後続への負担をかける動きをテッカグヤやギルガルドにしたい場面も多くあった為この辺りは改善の余地あり。
カプ・レヒレ@水Z 控えめ
特性 ミストフィールド
H152 C120 S236
164-×-135-143-150-135
今回のパーティーのMVPにして選出率ナンバーワンを誇る有能ポケモン。
特に強かったのは不利対面からのこごかぜ+ Zやムンフォの動きである。対面で出くわしたミミッキュ、カミツルギはほぼ剣舞してくるためこごかぜでSを下げ上を取りZで無傷で1体持っていく動きが成立することが多かった。相手も剣舞しているため引くのがもったいないという考えがあるのかほとんど居座っていたため成功率はかなり高い。ASミミッキュは水Zで乱数であるが落ちなくてもSを下げているためマンムーの礫やカグヤのビーストブーストの起点にする動きを取り、ツルギはこごかぜのダメージをみてムンフォかZを打ち分けた。
また、その他の大体のポケモンの攻撃を1撃耐えてからのZで腐ることが無かった。
特性 貰い火
H124 C196 S188
151-×-110-190-110-136
このパーティーは素早さ実数値が最高で85族(レヒレ)と足が遅いパーティーであるため上からの制圧を防ぐためにスカーフ持ちは必須であると考え先述の理由でシャンデラをスカーフ持ちとして採用。
メタグロスがいると大体初手に出されるのでシャンデラを初手に置くことが多かった。
引かれることが多いが中にはスカーフを警戒しないでつっぱってくる相手もいたため相手の裏を読みその裏に受けが成立ポケモンを置くことを意識して選出することを心がけた。
トリックは意外と警戒されずに受けルに刺さったり、重めのカビゴンやスイクンに決めてバンギラスの起点を作る働きもしてくれました。
素早さは1舞最速メガバンギラス抜き。
Hは1舞ミミッキュのかげうちを上2つの乱数を切って耐える調整。
Sはミミロップが重めだったので135族抜きまでした方が良かったかもしれない。
特性 すなおこし→すなおこし
AS252 D4
メガ前 175-186-130-×-121-124
メガ後175-216-170-×141-135
メガ枠その2。
1舞でコケコを抜きたかったため最速で採用した。
様々な技構成を試したが、一致技のエッジと抜き性能を高める竜舞は確定で残りを汎用性が高いサブウェポンの地震とポリゴン2やクレセリアを起点にするための身代わりに落ち着いた。
主にフシギバナが出せない相手に選出しようと考えていたが無理矢理竜舞の起点にして全抜き狙いにシフトすることも少なくなかった。
弊害になるカバルドンはフシギバナ、レヒレの並びを見て来ないことが多く意外と強気の立ち回りが成立することも多く改めて数値の暴力を実感した。
なお、一回目の2000チャレンジはワロタエッジした模様。
マンムー@気合いの襷 意地っ張り
特性 厚い脂肪
AS252 B4
185-200-101-×-80-132
安定の襷枠。
当初はステロ要因だったが、バンギラスの砂やつぶてで縛れてる場面が多かったため襷と相性が良いがむしゃらに変更した。
がむしゃらだと陽気の方がいいかとも考えたが意地だと無振りゲッコウガやミミッキュを乱数で落とせる可能性もあるのでそのまま継続した。
スカーフ臭のする相手(主にテテフ)には岩石封じを打ち持ち物確認を行い裏のバンギラスで起点にして全抜き体制を整える動きも強かった。レヒレのこごかぜやスカーフシャンデラでも同様の動きが可能だが襷で確実に一発耐えるので一番安定する。
テッカグヤ@バンジの実 呑気
特性 ビーストブースト
H164 B252 D92
宿り木の種 守る ヘビーボンバー 火炎放射
193-121-170-129-133-72
1舞ミミッキュのシャドクロや眼鏡テテフのサイキネを確定三発調整を行い、受けだし性能を高めるためバンジの実を採用した。
この手のテッカグヤを使うにあたって必ず直面するのが身代わりボーマンダの存在。
ヘビーボンバーでH252のボーマンダは壊せるが、威嚇が入ると残されてしまうので裏のマンムーを羽休めするタイミングで交換しつてつぶてで縛る動きを心がけた。
マンムーを選出してない場合でも身代わり持ちは大体飛行技の1ウェポンなのでバンギラスで見れたので結果的にストッパーの役割を十分に発揮してくれた。
感想
パーティーとしては格闘技を持ってるポケモンがいないためガルーラやカビゴンといったノーマルアタッカーや135族以上の超光速アタッカーに全てのポケモンが上を取られるのでフェローチェやメガミミロップが重かった。
しかし、S60〜85族の火力、耐久に優れた中速アタッカーのポケモンを並べてがんぷうやこごかぜといったS操作で有利を取る動きが非常に面白く自分に合っていた気がします。
次のシーズンは自分が今まであまり使っていなかったポケモンを軸に新たな発見や可能性も模索して更にポケモンを楽しみたいと思います!
最後に改めてS9お疲れ様でした。並びにご視聴してくださった方々ありがとうございました。
拙い文でしたのでご質問等ございましたら@shulkpokeまでお願いします。
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はじめに